典型的な10代少年のごとく振舞う、若きエルフのレンジャー。短気で野心が強く、たとえ周囲から指摘されたとしても、自分の考えを曲げようとはしない。また、非常に勇敢である反面、何事にも1番であろうとする自惚れ屋でもある。自国と同胞を愛し、仲間たちからの信頼も厚い。
　 一介の兵士から短期間で大部隊の隊長へと抜擢されるに至ったことで、少々のぼせてしまっているが、彼自身はそれが運命だった信じている。愛国心の裏返しか、アンデットに対する敵愾心が人一倍高く、此度の戦乱でも大いなる活躍が期待される。ちなみに短所は、早口であることと、自らの功績を口にする時に見栄が漏れ出てしまうこと。

　ラナはエルフ族頭領「モンフォー・ビラル」の娘である。幼少の頃より軍人の多い一角で育っていたが、エルフの女戦士(アマゾン)の一族である「トゥアタ・ペイシュ」の元へ修行に出されてからは、戦士としての素質がさらに開花。今や槍術と弓術で彼女に並ぶ者はいない。
　 ラナを語る上で忘れてはならないのが、特徴的なその声だ。彼女の声は聞き心地が良く、低めでよく響く。部下の指揮に卓越し、命令を下す際にも、絶大なる自信が声に満ち溢れている。そしてひとたび怒りの感情を露にすれば、鋼鉄のような鋭さがこもるのだ。ただし短気な性格が玉に瑕。特に父親に口答えするような愚か者には、容赦なく鋼の声を浴びせかけるだろう。

　ドレルノールは長寿ばかりのドルイドの中では比較的若く、アンデッドとの戦争勃発後、ドルイド会（the Circle）に断固たる対処を求めた最初の人物だ。しかしドルイド会から返答が得られなかったため、自らアンデッドとの戦いを始めたのである。
　 威厳のある声でゆっくりと話す彼は、調和（Balance）、均衡（Equilibrium）、自然（Nature）などといった語句を強調する。また、感情がほとんど声に出ない点も、その威厳に拍車をかけている。