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「Xboxは凄い」。
『DEAD OR ALIVE 3』を初めてみたとき、素直にそう思った。

3月30日、東京ゲームショウ・Xboxブース。
テクモ Team NINJAの板垣プロデューサーが解説する。
「開発をはじめてまだ1〜2ヶ月、10パーセント程度の出来です」
「2ヶ月でこんなに?信じられない!!」。
となりにいたポールは、衝撃を隠せない。ポールはXboxを含め、各ゲーム機のツール を提供しているイギリス・クライテリオン社のプログラマーの友人だ。その前日の日本ゲーム大賞発表会で、『DEAD OR ALIVE 2』が部門賞等になにも入賞しないという のは、どんなものかな?と少々疑問に思っていたのだが(ノミネートはされていたけどね)、やはり!!とぼくは自分の意見が正しいことを確信した。
「Team NINJAは、凄い」。

『バーチャファイター』シリーズで当時絶頂期にあった業務用モデル2基板を、セガ以外で初めて使用して以来、『DEAD OR ALIVE』シリーズは業務用・ 家庭用を問わず、毎回のようにハードを変えて登場してきた。そこには当然会社の判断もあったのだろうけれど、開発者として、技術者として、新ハード研究などに手間はかかっても、つねに新しいものに挑戦し、新しい表現力、新しい楽しさを追求したいと考えてきたからではないだろうか?

まだ1割程度の完成度のリアルタイムデモからでも、Xboxによる最終形がものすごいものになるだろうと予想がつく。 DOAならではの”揺らし”も健在。モードやコスチュームなど、サービス精神旺盛なTeam NINJAのこと、家庭用ならではの楽しい要素もきっと満載してくれるはず。
やはり、”いいもの”は、いいのだ。
『DEAD OR ALIVE 3』のかすみやレイファンに、早く会ってみたい。
エンターブレイン ファミ通DC編集長:相沢 浩仁

これまで色々とXboxのデモを見せて貰ったがいまいちピンとこなかったし、正直不安だった。でも、東京ゲームショウで初めてみた 「DEAD OR ALIVE 3」のデモで、そんな不安は一発で吹き飛んでし まった。キャラクタのダイナミックな動き、粉々に砕ける電飾や氷柱、 そして本物と見まごう“波”。これから実機を手にした開発メンバー の活躍が実に楽しみだ。早く遊びたいので、ぜひともXboxの発売と 同時に発売して下さい、イヤ、マジで。
(株)インプレス PC編集統轄部 GAME Watch編集部 デスク  船津 稔

(敬称略)
Xboxは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標又は商標です。