第一夜 7月19日
こんにちは。零シリーズのプロデューサーの菊地です。
ホームページも近々リニューアルする(ずっと待ってた皆様ごめんなさい。)ので、
それに先駆けて僕とディレクターの柴田で、今作にまつわることを少しづつ話していきます。

まずは、ディレクター柴田より「零〜刺青の聲〜」をご紹介。


今回は、主人公・黒澤 怜が住む家と、眠りに堕ちるたびに夢で訪れる、廃墟と
なった巨大な日本家屋の二つの世界を舞台に、物語が進行していきます。

闇の中を蠢く気配たちに支配された眠りの家でプレイヤーを襲う恐怖と、現実世界に
戻ってから明らかになっていく、眠りの家の断片たち。そして、眠るたびに身体に侵
食していく刺青。

そして、雛咲深紅、天倉螢の二人も夢の中に入り込みます。3人はそれぞれの宿命と
対峙しながら、3つの視点でこの屋敷の謎に迫っていきます。

真実をプレイヤー自身が紐解いていく感覚を味わいながら、この後戻りできない世界
に、どんどんと惹きこまれていくのが味わえるはずです。

"和"ならではの、じわじわと肌に染み込む恐怖に徹底的にこだわった、零シリーズの
集大成とも言えるゲームになりました。

どうかご期待ください。
今作は更に怖さに磨きをかけました。前のお話「零〜紅い蝶〜」では、幻想的な怖さを
実現しましたが、「刺青の聲」では、より生々しいじっとりとした怖さが味わえます。

ようやくここ東京地方でも梅雨明け宣言が出されました。これから夏本番です。
じっとりとした日々が続きますが「この夏、一番の恐怖」を楽しみにしておいてください。
(プロデューサー 菊地)