霊の動きについて

霊のモーション、動きについて気をつけたことは、
彼らが「霊」である、という点です。

死人ではあるが、死体ではない。
「死」という無機的・無感情な恐怖を意識させつつ、
「人」という有機的・感情的な恐怖を表現する。

結果として「死体」のゆっくりとした動きの中に、
彼らの感情や意思、性格などを盛り込み、その
感情の高まり=攻撃となるように、行動を指定しました。

実際ゲームに組み込む段階では、さらに
「敵」としてのバリエーション、面白さが必要になる
ので、その点とのバランスに苦労しました。

ゲームの中で、彼らの言葉に耳を傾け、
彼らの「遺志」を理解してもらえれば幸いです。




井内毅 (プランナー)