ホラーゲーム最大の見せ場

零〜zero〜のムービーチームの与えられた命題は一つ・・・
「いかに怖いシーンを作るか」でした。
「見えないものの接近」や「突発的な衝撃」、
「驚愕の儀式」など、
考え得るあらゆる怖さを詰め込みました。
当然といえば当然ですが、
やはりホラーゲームの肝ですからね。
各キャラクターの表情と動き、
さらに臨場感を与えるサウンドなど細部まで
何度も何度も調整を重ねて作り、
納得のいくものに仕上がったと思います。


不思議なもので、毎日毎日、恐怖シーンばかり
作っていると、怖さの感覚が麻痺してきます。
怖いと思って作ったシーンが周りの
みんなに大笑いされたり、
自信満々のシーンがあまりの残虐さに
プロデューサーにNGをもらい、
開発終盤で泣く泣く作り直したこともありました。
そのへんの苦悩を乗り越えてできあがった作品です。
是非「零〜zero〜の恐怖」を味わってください。



長崎学 (ムービー班)