『零〜zero〜』は、「序章 氷室邸」からスタートします。
プレイヤーは最初、兄の真冬となって、 屋敷内の探索、
そして射影機でのバトルについて操作方法をおぼえていきます。



1986年9月24日

雛咲真冬はある屋敷に辿り着いていた。

     

     
     

氷室邸、森の奥にひっそり佇むその屋敷は、
古くは地方一帯を治める地主の屋敷だった、
といわれている。
しかし、今は訪れる人もなく、廃墟となりはてていた。





「これが…氷室邸」
深紅の兄であり、たったひとりの家族である
雛咲真冬はある人の行方を追っていた。

有名な作家であり、真冬の恩人でもある
高峰準星。取材旅行中に姿を消した彼の
行方を探すうちに、真冬はこの屋敷に
たどり着いたのだった。


不気味な気配を感じつつも、真冬はその門を潜った…。