・写真をクリックすると拡大した画像が表示されます・

    囲炉裏の間(1)

 

 様々な調度品は色あせ、
 かつてのきらびやかさ は見る影もない。

 生活の跡が感じられる囲炉裏は、
 最近使った形跡がある。

 先にここを訪れた人がいるのだろうか。

 彼らは、一体どこへいったのだろうか?

 

  囲炉裏の間(2)
 

 

 障子を通した光が真っ暗な部屋に入りこんで
 きている。

 縄の廊下から見えた障子と同じ部屋だと
 思われる。

 右の扉からは、呪文めいた低いお経の合唱が
 聞こえてくる…

 

    囲炉裏の間(3)

 

 天井に広がる巨大な空間には、梁が複雑に
 絡み合っている。
 古い日本家屋に独特の構造だ。

 そこには、冴えざえとした月の光が入りこんで
 いる。

 

 

(C) TECMO, LTD, 2001