Last Update '97/4/18
TECMO SUPERBOWL

効果的なディフェンスを組む


 前回はオフェンス陣の用い方についていろいろ触れてみました。今回はそのパート2ともいうべき「ディフェンス編」です。 それでは早速検討してゆきましょう。

 ディフェンスは大きく2つの型に分けられます。1つは積極型、そしてもう1つは安全型です。

 積極的なディフェンスとは、「とにかく多少のリスクは承知の上でも、ヤードゲインを絶対許したくない」、あるいは「なんとかロスさせたい」「QBサックしたい」というような場合に有効です。 強力な HP を持つ選手群を利用して早期にボールキャリアーを潰しにかかる反面、失敗した場合には、大きなロスを被ることもあります。

 それとは逆に、安全を重視するディフェンスでは、「2〜3ヤードのロスは構わないが、しかしロングゲインは絶対に避けたい」ような場合に有効です。 強力なストッパー(特にDB)等を活用して、比較的自陣後方に気を使う体制でプレイにのぞみます。

 基本的には DL←LB←DB(CB、S)の順に、より積極的なディフェンスに向くようになっていますが、LBやSなどにも積極ディフェンスタイプの選手は多いようです。


積極ディフェンス向プレイヤー陣(DL)
  RS RP MS HP AG BB PS PC PA AR CL BC RC IT QK KP AB KA TOTAL
DL 94 D.STUBBLEFIEL 63 56 50 75 31 31 06 06 06 06 06 38 06 19 75 06 06 06 492
DL 78 B.SMITH 50 50 69 69 38 31 06 06 06 06 06 38 06 06 81 06 06 06 486
DL 92 R.WHITE 56 44 63 75 31 31 06 06 06 06 06 38 06 06 81 06 06 06 479
DL 90 N.SMITH 44 56 56 75 19 31 06 06 06 06 06 38 06 06 56 06 06 06 435
DL 91 C.MCGLOCKTON 56 56 44 75 19 19 06 06 06 06 06 38 06 06 50 06 06 06 417
DL 98 E.SWANN 44 69 38 75 19 13 06 06 06 06 06 38 06 06 25 06 06 06 381

積極ディフェンス向プレイヤー陣(LB)
  RS RP MS HP AG BB PS PC PA AR CL BC RC IT QK KP AB KA TOTAL
LB 58 D.THOMAS 56 50 69 56 69 38 06 06 06 06 06 38 06 19 56 06 06 06 505
LB 55 J.SEAU 44 56 63 75 56 38 06 06 06 06 06 38 06 19 50 06 06 06 493
LB 57 K.HARVEY 50 50 63 63 44 25 06 06 06 06 06 38 06 19 69 06 06 06 475
LB 51 K.NORTON 38 56 56 63 25 31 06 06 06 06 06 38 06 25 75 06 06 06 461
LB 58 E.HILL 44 63 50 63 31 19 06 06 06 06 06 38 06 19 56 06 06 06 437

 ちなみに RS(Running Speed) は加速力、RP(Rushing Power) は初速、MS(Maximum Speed) は最高速を表していますが、 果たしてどれを優先すべきかというのは、その場合場合によって異なってきますので、いろいろと試してみるより他ないでしょう。本当に考えさせられるところです。

 ただし、これらのスピードを重視するあまり、HP の低い選手(CBなど)でタックルしようとすると、タックルすることすらかなわなくなる(かわされる)ので注意が必要です。
 またサックを狙う場合、相手QBを目指して突っ込むわけですから、当たりの強さ(HP) に加えて、OL陣をかわそうとする能力(つまり選手の敏捷性)が大きく作用します。

 つまり、これらトータルな能力を考慮した上で選手を選定するようにしましょう。


安定ディフェンス向プレイヤー陣(LB)
  RS RP MS HP AG BB PS PC PA AR CL BC RC IT QK KP AB KA TOTAL
LB 51 W.THOMAS 63 56 50 44 44 31 06 06 06 06 06 38 06 50 69 06 06 06 499

安定ディフェンス向プレイヤー陣(CB)
  RS RP MS HP AG BB PS PC PA AR CL BC RC IT QK KP AB KA TOTAL
CB 02 D.SANDERS 69 38 75 13 81 50 06 06 06 06 06 56 38 75 75 06 06 06 618
CB 36 T.MCDANIEL 63 50 63 13 50 44 06 06 06 06 06 56 06 63 75 06 06 06 531
CB 35 A.WILLIAMS 69 63 56 13 63 44 06 06 06 06 06 56 06 69 81 06 06 06 568

安定ディフェンス向プレイヤー陣(S)
  RS RP MS HP AG BB PS PC PA AR CL BC RC IT QK KP AB KA TOTAL
S 36 M.HANKS 69 50 63 38 69 38 06 06 06 06 06 56 06 63 75 06 06 06 575
S 36 L.BUTLER 69 44 56 44 56 31 06 06 06 06 06 56 06 63 75 06 06 06 548
S 23 B.BISHOP 63 50 56 38 50 31 06 06 06 06 06 56 06 63 69 06 06 06 530

 以前レシーバーにはいろいろなタイプがあることに触れたことがありましたが、じつは、当然それをマークする側の選手にもいろいろなタイプが存在します。

 インターセプト力そのもの(あまりに見え見えなので公開してしまいますが、表上の'IT'がインターセプト力です)は、ボールを奪う能力そのものを表していますが、この他にも レシーバーをマークする能力が存在します。
 これはWRやTEといったレシーバー陣のマーク回避力に上手くマッチしていますので、いかに優れたレシーバーといえど、 マッチするディフェンス陣が強力であると、なかなかマークは外れません(自分がCOMあるいはCOAを使用している場合)。 上表では A.WILLIAMS がその典型です。相手チームの選手とのマッチングに気を配るようにしましょう。

 また、逆に自分で選手を操作している(MAN)場合には、最高速よりもむしろ初速、加速力のある選手を選択し、相手の動きに素早く対応できるようにしておきましょう。


注目すべき選手陣(LB)
  RS RP MS HP AG BB PS PC PA AR CL BC RC IT QK KP AB KA TOTAL
LB 58 J.TUGGLE 50 56 44 63 38 31 06 06 06 06 06 38 06 31 69 06 06 06 474
LB 95 G.LLOYD 50 50 63 69 63 31 06 06 06 06 06 38 06 31 69 06 06 06 518

注目すべき選手陣(CB)
  RS RP MS HP AG BB PS PC PA AR CL BC RC IT QK KP AB KA TOTAL
CB 26 R.WOODSON 56 50 75 56 63 63 06 06 06 06 06 69 19 75 63 06 06 06 637

注目すべき選手陣(S)
  RS RP MS HP AG BB PS PC PA AR CL BC RC IT QK KP AB KA TOTAL
S 28 D.WOODSON 56 63 56 63 38 75 06 06 06 06 06 56 06 56 63 06 06 06 580

 さて、自分で実際にプレイヤーを操作する場合などには、上記のようなラン、パスどちらにも対応できる選手が有利です。
 勿論ラン専門の選手、パス専門の選手に比べれば能力はやや落ちますが(落ちない選手もいる)、相手の様子を伺いながら選手を操作できるので、 迅速な対応が行えます。
 特に相手の作戦が全く読めないときなどには、こういったユーティリティプレイヤーを多く用いるべきでしょう。

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