鬱蒼とした森の奥の古城・・・・・・
永遠の支配者、刻人が棲むと人々の間では言い伝えられてきたこの城の扉を開き、
ある朝、一人の男が侵入してきた。
城にくれば、永遠の命を持ち、世界の絶対的な支配者たる刻人になれる・・・そんな噂を彼はどこで聞いてきたのだろう。
彼の訪れが、城で待つ少女の殺戮の日々の始まりだった。
城の噂を知ってか知らずか、その日を期に多くの人間が城へと足を運ぶ。


そこに訪れる人間たちは　まだ己を待ち受けている運命を知らない・・・・・・・・・・

これは　第一章から第三章までに、城を訪れる犠牲者(になるであろう者）たちのファイルである。

第一話

ダール：　　　　　　　　　　　　　城にくれば、刻人になれると教えられて城に侵入した村の男。 実は、その情報を与えたのはミレニアの育ての親ヨカルであり、ダールは、ミレニアの初めての 人間狩りの適当な獲物として、選定されたのである。攻撃力も防御力も低く、動きも鈍い。

第二話

	スラッシュ：　　　ダールの妻、リリアに頼まれて彼を探すために城を訪れた、名うての戦士。 ダールを殺したことを知り、ミレニアに襲いかかってくる。移動スピードは、一定だが、遅くはない。 ダールに比べると、攻撃力も防御力もあるので、まごまごしているとこちらが倒されてしまう危険 もある。
	リリア：　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ダールの妻。 ｢城に行く｣と言い残したきり帰ってこない夫の身を案じて近所で評判の腕利きであるスラッシュに 城の探索を依頼。スラッシュについてこないよう言われたが、夫を心配するあまり彼について城に 入ってしまう。ダール以上に虚弱であり、混乱のためか危険が近づいてきてもほとんど動けない。

第三話

	ガストーン：　　　　　　　　行方をくらましたスラッシュの消息をたどって城にたどり着いた男。 職業はクラッシャーで、大きなカナヅチを持っている。攻撃力も防御力も強く、簡単には死なないう えに一発でかなりの体力を奪われてしまう。スラッシュよりも少し移動が遅い。
	ホーク：　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ガストーンの腰巾着的存在。 ガストーンの手下のようなことをしており、スラッシュの足取りを見つけてきたのもこの男。 ガストーンに比べれば攻撃力も防御力も低いが、この２人は同時に出てくるため、挟み撃ちされ る可能性もある。移動スピードはスラッシュと同じくらい。

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