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 2001年8月27日に開催されましたXbox Conference 2001 Summerにおいて
 D
EAD OR ALIVE 3の最新映像の紹介と板垣プロデューサーによるプレゼンテーションが行われました。  

皆さんこんにちは。
テクモ株式会社の板垣伴信です。

今日は制作状況の報告ということですので、最新の材料を組み立てて持ってまいりました。
やっと今回のDEAD OR ALIVE3に使用するテーマソングが、エアロスミス「NINE LIVES」に決まったので、曲にあわせてキャラたちが戦うという具合に仕上げました。

初公開のDOA3オープニング画面。

実は朝まで作っててさっきビルドしたばっかりの物なんですが、
くみ上げてる途中で、気に入らないところを切り飛ばしたら、ずいぶん短くなってしまいました。
まあまさに開発途中ということでお許しください。


ちなみにこれはこのXboxに直結して映し出している実機映像です。 デモ中では画面がいろいろと瞬間的に切り替わっていましたので、あらかじめビデオ編集されたものと勘違いされた方も いらっしゃるかと思いますが、そうではありません。
若干画面が処理落ちしてストップしたりしていましたが、次回までには治るでしょう。


映像の規格としては、D2相当のコンポーネント映像、プログレッシブ、ワイドテレビ対応です。 この会場ではこういうプロジェクターで映していますが、家庭ではそういう環境で遊べます。
サウンドはドルビーデジタル5.1チャンネル。
まあ爆発が後ろで起きれば後ろから音が鳴るということですね。ある意味あたりまえのことですが。


えー実機ですから、このスタートボタンを押せばゲームが始まるわけですので、やって見ましょう。

   (コントローラのスタートボタンを押して、ゲームが始まりました)



今日は私一人でプレゼンするということでウォッチモードを持ってきました。
ようするにコンピュータ同士で戦って、それをカメラさんがかっこよく映してくれるというゲームモードですね。
それでこのボタンをピッと押すと、このように自分で遊ぶことが出来ます。
今私が操作していますね。

   (FORESTステージの中を歩き回っています)


さきほどXboxというのはどれくらいポリゴンが出るのか興味があるということでしたが、これくらい出ます。
ただ僕らはもうポリゴン数で数えるのはやめちゃいました。
木が何本生えてるかといえば、100本くらいでしょうか?
よく「もうこれ以上のパワーはゲームマシンにはいらないよ」という人がいますが、パワーがあるとこのような映像になります。
ああ、あと雪が降りしきるステージが出てきましたが、Xboxの発売日が冬ということで
私が(ステージに)雪を降らせと言ったところ、うちの新人プログラマが10日くらいでつくっちゃったものです。 だからちょっと荒(アラ)とかあるかもしれませんが、これもXboxの作りやすさを示している事柄かもしれませんね。


ゲームの全体像・詳しい内容は今度の東京ゲームショウにて、すべて発表させていただきます。
今回私たちが作り上げるDEAD OR ALIVE3は、これまでの業界の古いモノサシとかクオリティの基準を破壊するでしょう。
ご存知ない方も多いとは思いますが、今年の夏はよく似た3D格闘ゲームがいろいろとリリースされました。 興味のある方には、ぜひとも私どものDEAD OR ALIVE3と、ぞんぶんに比べてみていただきたいと思います。
どこをどう比べていただいても結構です。
私たちは最上級の格闘ゲームを開発し、全世界に向けリリースいたします。


まずはアメリカで発売ということですので、今年はあちら向けにがんばります。
日本は来年になったと今日正式に発表されたようですね。
私たちとしては、まあちょうどいい具合に発売日がずれたかな、という気分ですが
一つ申し上げたいのは、やはりファンの方にしてみれば遊べる日が遠くなってしまうわけですから、正直心苦しいです。
その分必ずや良いゲームにしますので、日本本土への逆上陸の日を楽しみに待っていて欲しいと思います。

長くなりましたが以上でございます。 今日はどうもありがとうございました。


Xboxは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標又は商標です。
※紹介されている画像、およびゲーム内容は、開発中の物につき、予告なく変更される場合があります。