to top pageto tecmo main


 ドリマガ vol.8 9月07日号     20010824    関連画像はこちら


---開発もだいぶ進んでいるようですね。
板垣 ええ、今で40%くらいでしょうか。新しいコスチュームの開発に入ったという段階ですね。キャラクターにしても、背景にしても、やっと「DOA3」としての水準で動くようになってきました。やっぱり処理落ちなしで動かないとね。

---今回は、安土城の内部が初めて発表されましたが、ここのコンセプトは?
板垣 ここは天守閣ですね。テーマは、前回のビーチとはまた違ったキレイさを出していくことです。端的なところでは、キャラや背景が床に映り込んでいるところでしょうか。これまで、ガラスや金属に単純に映りこんでいる、という例はありましたけど、このステージでは、床に映り込ませるなら、ここまでやるんだぞ、という考えのもとに作ってます、徹底的に。今の段階ではキャラがそのまま映り込んでいるんですが、完成形は、壁の映り込みのように、よりリアルにしていきます。我々は、ゲーム本来の楽しみにも自信がありますが、映像というところも「DOA」ファンが楽しみにしていてくれるところですから。そういう面でも、最先端の映像を作らなければと思っています。

---これまでのステージを素人目で見ると、ゲームにするとかなり無茶な作りをしているなんて思ってしまうんですけど。
板垣 普通はゲームシステムがあって、それに合ったステージ作りをするんでしょうが、我々はまったく逆なんですよ。戦わせたい、作りたいステージっていう、枠がまずあって、そこで起こるリアクションやゲーム性をキッチリ作っていく。壁システムを見せたいから壁を作る、というゲーム性からステージを作るのもいいとは思うんですが、どうしてもステージがわざとらしくなってくるんですね。そうではなく、もっと自然体で空間を作ったらどうなの?というところから、どのステージ作りも始まっていますね。

---デンジャーも気になりますが、ロウソクが消えると暗くなったりとか・・・・・・。
板垣 それいいですねぇ(笑)。いい加減な言い方に聞こえるかもしれませんが、きちんとしたゲーム的な調整と、最終的なデキに絶対的な自信を持っているから言えることなんで・・・・・・、ただ未来の開発者はマネしないほうがいいかも(笑)。

---さて、キャラクターのほうのデキもお聞きしたいのですが。あやねがアップこそないですけど、バトルの画面に出てきたということは、前よりできている?
板垣 このコスチュームに関してはまだ変わるかもしれませんね。今回あやねのストーリーはけっこう興味深いものになりそうなので、それに見合った形のコスチュームが、1番目(C1)のコスチュームとして出てくると思います。

---前もそうでしたが、まさにハードを直にたたいて(制御して)いる感じですね?
板垣 そういう意味では今回はあまりたたいていないかも。そこまでやらなくても十分これだけで絵が出ちゃっているわけで(笑)。そろそろ着陸スケジュールに入りますが、最後の段階まで作っていられる(モチベーションを保てる)ハードって魅力的ですね。こんなことはNAOMI以来でしょうか。

---では最後にメッセージを。
板垣 ようやく新しいキャラやステージをどんどん出せるタイミングになってきたんで、期待してて待っていてください。

---動いている画面も見られる時を楽しみにしています。がんばってください。

 

Xboxは、米国Microsoft Corporationの米